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人材派遣のメリットは?コスト・業務効率・競争力の3つの側面から解説!
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多くの企業が人手不足の深刻化が進む中、人材派遣の活用を検討中の企業も多いのではないでしょうか。

人材派遣をコスト・業務効率・競争力の3つの側面から見た時のメリットやデメリットを徹底的に解説します。

人材派遣を検討している方の参考になれば幸いです。

人材派遣の仕組み

そもそも人材派遣とは、いったいどういった雇用形態なのかをご説明します。

なんとなくは知っていても、詳しい仕組みまではわからないという方もいるのではないでしょうか。

人材派遣の場合社員が帰属するのは派遣会社であり、給与なども派遣会社から支払われます。

企業には派遣会社が雇用する社員が派遣され、企業はお金を給与として派遣社員に支払うのではなく、派遣会社へ手数料を含めて支払うという仕組みです。

人材派遣をコスト・業務効率・競争力の3つの側面から見た時のメリットやデメリットを徹底的に解説します。
人材派遣とは

コスト面での人材派遣のメリット

コスト面から見た人材派遣の活用のメリットは下記の4つです。

  • 採用コストの削減
  • 労務コストの削減
  • 教育コストの低減
  • 財務上は変動費に計上

ここでは一つずつ詳細に解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

採用コストの削減

採用コストとは、いわゆる書類選考や面接を行うための人件費、求人募集に出すための広告費などです。

通常ならそれらのコストがかかる上に時間もかかりますが、人材派遣を利用することで、すべて必要なくなります。

労務コストの削減

直接雇用であれば正社員やパート、アルバイトを問わず社会保険や雇用保険といった各種保険の対応、給与計算といった労務まわりの業務が増加してしまいます。

しかし派遣社員を雇用すれば、派遣社員の分の労務はすべて派遣会社がやってくれるのも、大きなメリットといえるでしょう。

教育コストの削減ができる場合もある

人材派遣会社は、登録スタッフに対してさまざまな研修を行っています。

また登録スタッフのスキルや経験をきちんと把握しているために、各企業の要望に沿った人材を派遣することができます。

はじめからスキルや経験のある状態で派遣されるために、即戦力として活用できるでしょう。

ただし、最低限の社内ルールの教育は必要ですし、任せる業務内容によっては教育が必要な場合もあるので注意が必要です。

財務上は変動費に計上

人材派遣の費用は、固定費ではなく変動費に計上できるのも大きなメリットです。

直接雇用とは違って基本的に外注費となるので、消費税はかかってくるものの財務上は固定費を削減できます。

▼人材派遣会社については
こちらの【2022】人材派遣会社8社比較!派遣雇用のメリットと各社特徴を解説でも解説していますので参考ください。

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業務効率面での人材派遣のメリット

業務効率面から見た人材派遣のメリットは下記の5つです。

  • 業務量の変動に対応可能
  • コア業務に正社員が対応可能
  • ノウハウの蓄積が可能
  • 業務改善のきっかけになる
  • 欠員や休業者への対応が可能

それぞれどのような点にメリットがあるのか、詳細に解説していきます。

業務量の変動に対応可能

会社の業務は、常に一定の量を保てるわけではありません。

時期によって業務量が異なるのは珍しいことではないでしょう。

忙しい時期に合わせて派遣社員を雇用することにより、通常より増えた業務に正社員が対応することもなくなります。

残業などがなくなる、もしくは減ることで正社員の負担も少なくなり、ミスもしなくなるでしょう。

コア業務に正社員が対応可能

備品の管理や来客への対応などといったノンコア業務を派遣社員に任せることにより、正社員は企業の根幹にかかわる大切な業務、いわゆるコア業務に集中することができます。

会社の利益に直結するコア業務に正社員が集中することで、より利益を上げられるようになるでしょう。

ノウハウの蓄積が可能

時には社内に、ノウハウのない業務が発生することもあるでしょう。

そんな時にその業務の経験がある派遣社員を雇用することで、一から実務を試行錯誤するよりもよほど効率的に業務ができるようになるでしょう。

結果、手間をかけることなく素早く業務に関するノウハウを導入することができます。

また、候補者は派遣会社が選んでくれるため派遣社員の受け入れもスムーズに進みます。

業務改善のきっかけになる

派遣社員に業務を引き継ぐために、これまでの仕事の手順をマニュアル化することになります。

その際、業務の手順に無駄が見つかることもあり、業務改善のいいきっかけになることでしょう。

また、マニュアル化することで担当者にしかわからないというような属人性の排除にもつながり、より無駄なく効率的な仕事ができるようになります。

欠員や休業者への対応が可能

急な欠員や休業者への対応も、素早くできるのがいいところです。

通常であれば、欠員や休業者が出た時には、求人広告やハローワークを通すなどして対応しなければなりません。

その場合、人員の補充には時間がかかってしまいます。

しかし派遣社員を雇用することで、素早く必要なスキルや経験を持った人員を補充することができます。

またそれだけではなく、長期の病欠や出産・育児・介護など期間限定の休業の場合などの一時的な欠員には、正社員を補充するのは難しいものがあります。

その点契約社員であれば初めから期間を定めての契約になるため、必要な時にだけ人員の補充をすることができるのが大きなメリットといえます。

▼人材派遣会社については
こちらの【2022】人材派遣会社8社比較!派遣雇用のメリットと各社特徴を解説でも解説していますので参考ください。

競争力面から見た人材派遣活用のメリット

業務効率面から見た人材派遣のメリットは下記の3つです。

  • 人材確保にかける時間の短縮
  • 採用難易度の高さが壁となる職種・業種の人材確保
  • 職場環境の見直しのきっかけになる

それぞれどのような点にメリットがあるのか、詳細に解説していきます。

人材確保にかける時間の短縮

会社を拡大したい、そんなときには人材の確保も急務になります。

しかしなかなかすぐに人手を集めるのは難しいものです。

そんな時に派遣を利用することで、必要な人材をすぐに確保することができるでしょう。

また、紹介予定派遣であれば、正社員として直接雇用したいけど募集から採用まで時間をかけていられないというときにもおすすめです。

採用難易度の高さが壁となる職種・業種の人材確保

本来なら直接雇用したい、というときなどでも職種や業種によってはなかなか人材が集まらないこともあります。

とくに不人気な職種や業種であるなら、なおさらです。

また、専門性が高い職種や業種も、そもそも採用が難しいものです。

そんな時に、派遣を利用することで必要な人材を確保することができます。

派遣であれば、ずっと同じ仕事を続けるわけではなく期間限定であるために採用しやすいというメリットがあるからです。

職場環境の見直しのきっかけになる

職場環境の問題点は、自社ではなかなか気づきづらいものです。

社員に聞いたとしても、上司には答えづらいこともあり、はっきりといえる方は少ないでしょう。

そんな時に派遣社員を雇用していると、改善点に気づきやすくなります。

派遣会社はスタッフに定期的にアンケートを取ったりヒアリングをしたりして、その結果は派遣先企業へとフィードバックしてくれます。

ずっと勤務しなければならない自社の社員と違って不満があれば正直に話してくれるため、改善しなければならない点を知ることができるでしょう。

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人材派遣を活用するデメリット

人材派遣を活用するメリットデメリット
人材派遣にはメリットだけでなく、主に下記のようなデメリットもあります。

  • 帰属意識が希薄になりやすい
  • 契約外の仕事はさせられない
  • 法律で禁止の業務がある

メリットばかりを見るのではなく、デメリットも把握しておくことで人材派遣をうまく活用することができるでしょう。

デメリットを一つずつ詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

帰属意識が希薄になりやすい

自社の社員と違って、派遣社員は長く勤務するわけではないのでどうしても帰属意識が希薄になりがちです。

ただし、派遣社員であっても社員と同じくしっかりした意識を持って働いている方もいます。

派遣社員だからと区別することなく接することや、派遣社員に向けた勉強会などをすることで改善できるでしょう。

派遣社員だから帰属意識が薄いだろうと思い込んで接してしまうと、優秀な人材を確保する機会を逃してしまうこともあります。

契約外の仕事はさせられない

派遣社員は、雇用前に交わした契約書にある以外の仕事をさせることはできません。

業務内容は細かく決められているので、柔軟性に欠けるといえます。

そのため業務で確実に発生する仕事だけではなくもしかしたら必要になるかもしれないという仕事まで、細かく契約書に記載しておく必要があります。

法律で禁止の業務がある

仕事の中には法律で派遣には禁止されている業務があるので、注意が必要です。

具体的には、港湾運送業、建設業務、警備業務医療関係業務、弁護士や社会保険労務士などの「士」業務です。

ただし医療関係業務には、派遣が可能となる条件などもあります。細かい条件をきちんと調べて、条件を満たせるようであれば人材派遣を活用してみるのもおすすめです。

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派遣社員はそのまま採用が可能なのか

派遣社員を直接雇用することは、基本的にはできません。

しかし中には、紹介予定派遣という派遣形態があります。

紹介予定派遣は、そもそも派遣先企業が正社員として直接雇用をすることが前提になっている派遣契約です。

派遣期間はいわゆる使用期間のようなものであり、この期間に特にミスマッチがなく双方が納得できるのであればそのまま採用することが可能です。

そのため、もし正社員として雇用したいけどすぐに人材を確保するのが難しい、書類選考などを飛ばしてとにかくスムーズに仕事ができる人材を確保したいというときにはぜひ、活用してみてください。

まとめ

人材派遣には、コスト削減や業務効率、競争力などの面で多くのメリットがあります。

もちろんメリットだけがあるというわけではありませんが、デメリットや注意点も詳細を把握して対策すれば問題ではなくなることもあります。

直接雇用することと比べてどれほどのメリットがあるのかをしっかりと把握して、上手に人材派遣を活用してみてください。

人材派遣をうまく活用することで、無駄をなくし効率的に業務を回すことができるでしょう。